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身体

【体】明解!コリの原因を探る!パート3 「いくらマッサージしてもらっても肩こりが解消しない理由」

    前回の2回で、「コリ」の原因についてふれました。

    ではその「コリ」の解消方法についてふれたいと思います。

    その方法を解説するために、整体治療院やリラクゼーションサロン等で起きてしまいがちな、間違った「コリ」へのアプローチを考えてみたいと思います。

    患者様によく聞かれる質問の一つに以下があります。

    「普段からコリがひどく、強めに揉んでもらった瞬間は気持ちがいいのですが、すぐに凝ってしまいます。そのために整体やクイックマッサージに毎週通っている方のですが…改善しません。何が問題なのでしょうか?」

    それは、整体治療院の先生やリラクゼーションサロンのセラピストによる「コリ」に対しての間違ったアプローチから起きてしまってる「悪循環」が原因かもしれません…

    では、正しい「コリ」へのアプローチするために気を付けないといけないことは何なのでしょうか?

    筋紡錘を刺激しないで!

    実は、コリをほぐそうと、間違った強いマッサージ(痛いマッサージ)を行うことは事態を悪化させる可能性があります。なぜなら筋肉の中にある、筋紡錘が、速いスピードで強く伸ばされそうになると反射性収縮を起こしてしまうからです。

    なので、マッサージをするにしても、この収縮をおこさないように、つまり「筋紡錘を刺激しないように」する必要があります。せっかく筋肉を緩めようとマッサージをしているのに刺激しすぎて反射的に収縮されて硬くなってしまっては、もともこもありませんよね…。一時的に刺激を受けることによって楽になったような錯覚は起きるものの、実は、こうした強めの刺激を与え続けることで筋肉はどんどん硬くなってしまうケースが非常に多いのは残念な限りです。

    交感神経を刺激しないで!

    また、早く強いマッサージは交感神経を刺激する可能性があります。交感神経が刺激される、ということは身体が緊張状態になるということです。緊張の結果、筋肉がはった状態、収縮した状態になります。これではいくらマッサージしてほぐそうとしてもそれに相反して筋肉は収縮しようとするのですから効果がでにくいのはあたりまえです。

    なので、例えばアロマテラピーのようにゆっくりとしたマッサージだからコリがほぐれない、と単純に解釈するのは間違いであるといえます。優れたセラピストになると、身体をリラックスさせた状態で「エフルラージュ」「ペトリサ―ジュ」「ニーディング」「ナックリング」などといったアロマテラピーやオイルトリートメントの様々な手技によって、筋肉にアプローチします。

    力任せの強い刺激だけでなく、筋肉の鎮静を上手に行うことができるか…がとても大切です。また、アロマテラピーでは植物のエッセンスである「精油」の恩恵を上手く利用しながら確実に身体の血行を高めて新陳代謝を促していきます。

    「撫でられているだけのような感じで意味がないのでは?」「もっと強くもんでほしかったのにイマイチだった…」と、アロマテラピー療法をよく御存じのないお客様から誤解を受けてしまうことも少なくないアロマテラピーですがそうお客様が感じてしまうのは、「アロマテラピーだから効かない」ではなくセラピストの技術が足りないからコリがほぐれた感じがしない、ということになります。

    ちゃんとストレッチされてる?

    固くなった筋肉を上から押したり揉んだだけで終わりにするのでは筋肉の収縮は解けません。これは最近よく話題になっているのでご存知の方も多いかと思いますがマッサージをする際には「ストレッチ」を組み合わせるのが有効です。

    ただ、そのストレッチも正しいやり方がある、というのはご存知でしょうか?

    作動筋と拮抗筋

    これには作動筋と拮抗筋の説明が必要になります。
    まず、関節を作動筋と反対の方向へ曲げたり回旋させたりする筋肉を拮抗筋(きっこうきん)と呼びます。

    「作業筋???」だと思いますので、力こぶの図を使って説明します。
    力こぶを作った場合、収縮している(縮んでいる・力を入れている)筋肉は、上腕二頭筋になります。
    これを作動筋や手動筋と呼びます。

    作動筋に対して逆に弛緩している(緩んでいる・伸びている)筋肉を拮抗筋と呼び、この例では三頭筋が拮抗筋となります。

    さてこの2つの筋肉の内、どちらか1方の筋肉が常に収縮状態や、さらに悪い、拘縮状態である場合、もう一方は常に、伸ばされた状態にあります。つまりは両方の筋肉が、一定の状態のまま、緊張が続く状態になっていることになります。そしてそのままずっと緊張状態にいれば、当然血流も阻害され、痛みやコリを感じ、筋力も低下していきます。

    これらの筋肉をほぐす場合、必ず短くなっている筋肉を先に延ばしてあげなければ問題は解決しません。上記の図の場合は、収縮している筋肉である、上腕二頭筋を先にゆるめてあげる必要があるというわけです。

    コリをほぐすというのもなかなか難しいものです。硬くなり収縮した筋肉だけをほぐすのではなく、拮抗する筋肉も同時にほぐさないと、コリや痛みは取れないのです。背中が凝ったのなら、背中の筋肉の拮抗筋である、身体の前側にある大胸筋周り・鎖骨周りもほぐさないといけないわけですね。

    治療院やリラクゼーションサロンに通い続けているのにイマイチほぐれた気がしない…と、長期にわたり感じられるお客様は、ご自身の日頃の姿勢に気をつけて頂くのはいうまでもないのですが、癒しでなく「改善」求める場合は、通われている整体治療院やリラクゼーションサロンをもう一度検討しなおしてみることも、もしかすると必要かもしれません…

    参考画像
    *http://blog.plankpilates.com/2013/01/07/agonist-vs-antagonist/

    院長おおしま

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