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身体

【体】明解!コリの原因を探る!パート1 「コリといわれる固いコリコリは何?」

    マッサージに行ったりすると「こってますね~」と言われたり、自分で肩とかをさわっていると「何?この固いコリコリは!」と思うことはありませんか?その「固いコリコリ」について今回は触れてみたいと思います。

    筋肉の収縮について

    まず最初に、筋肉の収縮について簡単に説明しますね。難しくありませんよ。

    人間の身体には筋肉が約600個くらい存在します。筋肉は基本的に関節をまたいで骨と骨(顔の場合は骨と皮膚)をつないでいます。心臓のように臓器自身が筋肉の場合もあります。

    その筋肉が伸び縮みすることによって私たちは手をのばしたり、脚を曲げたり、表情を作ったり、「動く」ことができるのです。

    筋肉が伸びた状態、弛緩した状態、つまり、ゆるんだ状態が普通の状態とします。下図で言うとAが”正常な状態”です。

    私たちの動きの総司令等である脳が「筋肉さん、縮んで!」という指令を送ると図Bのように筋肉はギュッと縮みます。

    そもそも筋肉は、図Aのように、アクチンとミオシンというタンパク質が重なるように存在しています。(筋肉の線維)

    ちょっとややこしくなりますが指令系統は以下のようになります。
    さらっと読んでみて下さい。

    筋肉の収縮の流れ

    筋肉が弛緩した状態(通常Aの図)

    脳が「縮んで」と、指令を送る

    運動神経の末端から神経伝達物質のアセチルコリンが放出される

    これが引き金となり、筋肉の線維から活動電位が発生します

    カルシウムイオンが細胞質内に放出される

    太いミオシンの間に細いアクチンが滑り込む

    筋肉が縮む(Bの図)

    この流れが、筋肉の収縮の流れです。

    筋肉の線維自体に大きな負荷がかかると

    筋肉の細胞自体が傷付いてしまい、活動電位が出なくても勝手にカルシウムイオンが細胞質内に出て行ってしまいます。その結果、やはりミオシンの間にアクチンが滑り込んで筋線維が収縮してしまいます。

    脳が、個々の筋肉に「縮んで」という指令を出していないのに、勝手に縮んでしまった筋肉の収縮のことを収縮と呼ばずに、拘縮と呼びます。

    さてこの「拘縮」が起きるとどうなるのでしょう?

    この「拘縮」の引き金となるのは筋肉の緊張が続いたり、筋肉を傷めたりすることです。筋肉が収縮した状態が続くと、血の流れが悪くなります。

    そうすると、筋肉が弛緩できなくなります。(ゆるみづらくなります)筋肉の収縮自体でエネルギーを使い続けるためエネルギーの消費がどんどん大きくなり、身体がエネルギーを消費した際にでるゴミ=代謝産物が蓄積され、痛み物質であるブラジキニンが産出され痛みを生じます。ブラジキニンとは「ゆっくり収縮する」という意味です。

    また、同時にプロスタグランジン(痛みを強める物質)も産出され、発痛作用がますます増加します。

    そうなると、血管の収縮や反射性筋収縮がおきます。筋肉は、収縮するときだけでなく、弛緩するときでもエネルギーが必要であるにも関わらず、すでに血の流れが悪くなっているためエネルギーの糧(かて)となる栄養分が不足しています。(栄養分は血液によって届けられるため)

    そのため、筋肉は収縮したまま、なかなか、弛緩することができません。この拘縮がこのまま残ってしまうと「コリ」=固いコリコリになります。

    簡単にまとめると…

    筋肉の収縮が続く

    痛み物質であるブラジキニン&プロスタグランジンの産出

    痛みがでる

    筋肉の緊張=収縮がますます続く

    毛細血管が閉じる

    筋肉が緩むために必要な栄養素や酸素が筋肉に届けられない

    収縮が続いた結果、拘縮となり、ほどけなくなる

    固いコリコリ

    この状態が悪循環を生みだしてしまうのです。。。

    次回は、先述の「筋肉にかかる過剰な負担」負担とはどのようなものか、について説明します。

    参考写真
    *http://www.csus.edu/indiv/l/loom/lect19-20.htm
    *http://carignanapbio.weebly.com/muscular-system.html

    院長おおしま

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